希少価値の高さ 現在、市場で流通している本つづれ帯の約95%が機械織・海外産となる中、西陣爪掻本つづれ帯の生産本数は約300反と全盛期の3%まで落ち込んでいます。 また、職人の高齢化や後継者不足により、高度な技術をもった職人は減少しているため、希少価値の高い製品となっています。 取扱店の少なさ 「西陣織の伝統技法・爪掻本つづれ帯」は、ほとんどの呉服販売店で取り扱いがないため、御社の社格を上げると共に、御社のお得意様に対する宣伝商材ともなります。 また、つづれ織の催事を開催することにより、販売力、専門知識の強化にも繋がります。 手織りならではの逸品 つづれ織の職人は、爪先をのこぎりのようにギザギザとした形状に削り、その爪先で緯糸を掻き寄せて織り上げます。そのため、複雑な模様になると、1日に1センチほどしか織れないこともありますが、機械織にはない色の深みや目の細かな繊細な表現ができるという魅力もあります。職人の豊かな感性や技術が注ぎ込まれた逸品をご覧いただくことができます。 本物に触れる機会として 爪掻本つづれ帯は、その希少性や取扱店の少なさから、お客様のみならず、呉服を販売している業者の皆様が本物に触れる機会も少なくなってきています。 本物を見て、触って、その独特の風合い感じていただく機会としても、催事は重要な役目を果たします。
展開場所 百貨店内呉服売場(大規模店舗) 開催期間 2020年11月(5日間) 告知・動員方法 案内状送付と電話勧誘 成果 総点数17点(帯12点 打敷3点 織額2点) 販売方法 期間中の呉服販売員とメーカー同行販売(2班×5日=のべ10名)
展開場所 呉服売場店舗内(小規模店舗) 開催期間 2020年6月(3日間) 告知方法 案内状送付と電話勧誘 動員方法 来店確約の特別価格品(帯以外の品)による来店勧誘 成果 総点数8点(綴帯7点 絽綴帯1点) 販売方法 期間中の来店時間の割り振りにより(1日3コマ10時・13時・15時)三密を回避し、商品説明をじっくりと行う。